13 May. 2012

「バート・イシュル温泉編」

お山レポートやってないばかりか、、、ザルツブルグの "The Sound of Music追憶編" も未完・・・・・ご免!

しか〜し、、、

トラップファミリー旧館での一夜は記憶に残るもの、、、でもね、今朝聞こえてくるのはつれない雨音

欧州滞在2週間越えにしてようやく雨、、、あの快晴続きで頑張り過ぎの体、この辺で少し休めえっちゅう事ですな?

午前8時は朝食の時間、、、2階から食堂の在る一階へと・・・・・

此処がトラップ家の食堂だった部屋、、、私の格安部屋住人も、スイートの住人も此処で同じ朝食、気分かなり善いのである

「Mr.Senoo、今日はどうするんですか、雨だけど?」 「日本やったらこんな日は温泉モードなんやけどね」

「えっ?皇帝に愛された由緒在る温泉があるの知りませんの?」 「決まり!すぐ行く!」

VillaTrappから徒歩10分、ザルツブルグお隣のAigenのとあるバス停で待つこと暫し、、、乗車します

市内へは¥210、、、目的のザルツブルグ中央駅には行かないバスですが、、、そこは優しい運転手

「此処で降りて、前の中央駅まで行くバスに乗り換えて」 「ダンケシェーン!」

左手高台に、昨日いの一番で訪れた ”ホーエンザルツブルグ城塞” が、此処は旧市街地

新市街の中央駅で、運よく出発直前の 目的地バート・イシュル行きバスとご対面!

これから約1時間半のバス旅、、、街もいいけどやっぱ自然には勝てませんって!

既にバスはザルツ・カンマーグート(塩の宝庫)に入っていて、湖水地域を縫うように走り、ウキウキまるで観光バス気分!

フシュル湖通過中・・・・・

こんなロマンチック街道のような街中で途中停車アリ、、、ザルツブルグから既に22KM、目的のバート・イシュルまで後33KM

お次の湖は、有名なウォルフガング湖、、、

サンクト・ギルゲンは美しい保養地でもあり観光地

ロープウェイで山に行くも良し、港から船でサンクト・ウォルフガングの街へ行くも良し

キャンパーも、湖の周りで思い思いに週末過ごしている

この湖の向こう岸のシャーフベルク山には、”サウンド・オブ・ミュージック”に登場の、蒸気機関車で昇る登山鉄道があるらしい

加えて山頂には山小屋があって宿泊可能?

結論 : 今夕Villa・トラップ戻ってすぐに、山小屋の電話番号聞いて予約入れた、楽しみだ!

路線バスだが、ほんまに充分観光バス! 

車窓からの眺めは途切れなく美しく新鮮!

オーストリアには未だ数日しか滞在していないが、相対的にイタリアより物価が安く感じられる・・・・・

軽油リッター¥140は、ミラノの¥210よりかなり安い

そうこうする内に到着の様、、、片道1時間半¥950は、あっという間に終わってしまったという印象

田舎へのバス旅、とても楽しかった、ありがとう!

早速その温泉場とやらに行ってみよう、、、っえ!? バスターミナルからすぐやないかい

これか? Thermeテルメの字があるからそうだろう・・・

「旧カイザー温泉」 は最近になって 「ザルツ・カンマーグート温泉」 と改名されたとの事

頼もう!入りますバイ!

入湯料金¥1400(4時間制限)払って、ロッカーキー貰うのは世界共通なんだろな?

既に温泉気分高揚して、、、ワクワクもの

これかあ・・・・・海の塩分濃度は3%程、此処のはそれより遥かに高い濃度を誇っている、ならば浮くか?

休憩室だってこんなのが数箇所以上設置されていて、、、入館客も見ていてとても優雅に入浴のスタイル

露天も勿論ある、、、

こんな山深い温泉場が飛躍的発展遂げたのはひとえに皇帝フランツ・ヨーゼフのお陰、かなりの温泉オタクだったらしい

掛かり湯はありません、海パン付けて体清めてからから入湯の儀、、、しかしお腹出過ぎ違いますか?

「よう、浮くバイ」

やっぱ露天ですタイ!? セルフタイマー設定で苦戦しとります

強烈な塩分濃度なので20分程度で一旦休憩お勧めの注意書きアリ、、、素直ですねえ

再び急流が設えてある円形状の風呂にて、、、身を浮かせて流れに任すと、ぐる〜り一周・・・病み付き温泉ダにゃこれは

お見苦しいところ、度々申し訳ありませんが

最後に楽しんだ洞窟風呂、、、飽きさせない内容の ”イシュル温泉” でした

火照った体のまま、静寂の森へと向かっておりますが・・・・・

シーンと静まり返った小高台へのアプローチ

やがてです、、、彼の有名な

フランツ・ヨーゼフ皇帝の別荘です、皇帝の両親がバート・イシュル滞在中に彼を身ごもったと云われ 「塩の王子」 と呼ばれたらしい

同時にフランツ・ヨーゼフは大の狩りマニア、猟犬と共にのブロンズ像がそれを物語っている

ハプスブルグ帝国隆盛の1850年代に建設の ”カイザー・ヴィラ” フランツ・ヨーゼフはその生涯の多くをこのヴィラで過ごした

14:00案内開始を待つ面々、、、残念だが之より先は撮影禁止

勝手に観覧出来ない上、ガイドの説明はドイツ語のみ、英語・フランス語・イタリア語・スペイン語、そして日本語の案内冊子がある

強大帝国の皇帝にしては随分質素な造作、、、妃となるエリーザベトとの婚約も此の地のおいて成された

このヴィラは言うなれば両親によるフランツ・ヨーゼフとエリ−ザベトへの結婚祝い記念館・・・・

見て廻った部屋には二人の思いが刻み込まれているかのよう、、、食堂・寝室・書斎・礼拝堂・謁見の間

特に印象深かったのは、イタリアのアナキストに暗殺された時のエリ−ザベトの頭部に当てたクッション、当時使用していたハンカチーフ

それに彼女のデスマスク、、、かなり生々しい印象を受けて皆さん興奮気味の体・・・・・

皇帝が来れば当然のようにやってくる貴族達、、、ブルジョワが競うように別荘こしらえ、夏季はまるでウィーンの社交界が

大挙して引っ越してきたかの賑わいだったに違いない

シュトラウスの 「温泉ポルカ」、レハールのオペレッタも 「湯治場」が舞台なのが多く、ブラームスは 「バーデン・バーデン交響曲」

しかし、、、皇帝の書斎はセルビアに対しての宣戦布告に署名時のまま冷凍!?保存、もう二度と此の地を訪れなかったそうな

そういった歴史があって感じる優雅で文化的な街、、、とにかく 「美しか!!!」

ピンクの優しい感じの教会

時あたかも新郎新婦の指輪の交換、、、善い巡り合わせだった、おめでとう! 別れるなよ!

銀行も可愛い、、、こんな所で出金したら

でも余計には出て来ませんでした!?

さすさらではないけど、「ほんま便利な時代になったもんやなあ」

電報電話郵便局はしっかりとした造り

観光案内所前を通過中のおのぼりさん満載の列車・・・・・

繁華街も週末は閑散としている

これって、、、もしかしてグルメ案内にあった、超有名な皇室御用達お菓子屋さん?

ちょっと入り難そう、、、厳し過ぎません?

”カフェ・ツアウナー” 創業は1890年

入ります! スッゴイ種類のケーキ・チョコ・クッキーの類

先ずは席の確保から、、、

シシーと皇帝の絵が掲げられているのも皇室御用達の証?

外の閑散さが嘘のような店内満席!

ショーケースの中にあって光り輝いていた、 ”サーモンのオープンサンドイッチ” 「何という上品でとろける様な味!」

ここで思い出したヴァンパイアの書き込み、、、

「ヴァニラシュガーかけたカイザーシュマレンも忘れんごとね! 
                      甘いけどオーストリア皇后エリザベートがダイエット食として好んだのだから、太るはずはない」

オーストリア入りして未だ食ってなかったのが幸い? 此処で食らうのが正解じゃろう!

しかし、かなりのボリュームじゃあないかい? 隣の席のおばあちゃんニッコリ笑って見てはる 「無理だがや、そんなに一杯は」

こうやってジャムと共に食す、、、「軽い! するっと入るこの感触、このメニューは此の国ならではのもの」

「太る筈ない」 なんてヴァンパイア、、、シシーはコルセット装着に相当時間掛けたって云うじゃないか?

でも美味しかった! 人の言う事は素直に聞くのが幸せ度高めるものだ

お客さんほぼ高齢者ばかり、、、もの凄いパワー! オーストリア万歳!?

記憶に残る味、記憶に残るお湯と街、、、そろそろ戻るとするか・・・・・

ラートハウスって旧市庁舎かいな?

静かでしっとりと優雅、この山特有の草木の香りが忘れられない

学び舎も、見るからに厳格でカチッと締まっている

さらば、、、バート・イシュル!!!

長距離バスでやはり同じく1時間半、、、ザルツブルグ旧市街で下車、、、7番線のローカルバス待ちあと0分

一度タクシーにて中央駅⇒ヴィラ・トラップ乗車したら、得意技の脳内磁石が作動始めます、、、後はバス、すっかり土地の人!?

旧市街より7つ目くらいの ”エルンスト・グレイン・シュトラーセ” バス停で降りて、、、傘差して歩く事10分

一帯は高級住宅街なのダ

到着です!

このウサギさん昨日からずっと此処で草食んでいる、、、可愛い奴!

夕方の此の時間帯、宿のスタッフは不在に付き、自分の部屋鍵で玄関戸開けて入館の要アリ

ではまた・・・・・