29 Apr. 2012

韓国 初級旅 そのその7 景福宮と仁寺洞

朝鮮王朝の正宮だった景福宮に行ってみようということになりました。


景福宮

景福宮は朝鮮王朝の始祖、李成桂(在位1393〜1398年)により
1395年に漢陽(ソウル)に建設され、
1910年まで正式の王宮でした。
ソウルの王宮の中で最も壮大な規模を誇っています。

景福宮全景(2003年)     参考画像

ソウルの北、北岳山を背にした位置に造営されています。
広い敷地に整然と建物が配置されているのがわかります。

****************

光化門

地下鉄を出ると、真っ白い壁の巨大な光化門が建っています。
この門はソウル市の復元計画に基き、4年をかけて2010年に
朝鮮王朝当時の位置に戻す工事が完了しました。

                                        参考画像

三つの入り口の中央は国王専用だったそうです。
カラフルな伝統衣装の王宮守門将が門の開閉と警護にあたっています。

毎日時間が来ると「王宮守門将交代儀式」が行なわれます。
目の前で見る光景は珍しく、我々観光客は大喜びです。


****************

興礼門

次に立っている興礼門は1925年に失われていましたが
こちらも2001年に復元したものです。

広いです!
この二つの門の間に立つと
景福宮の規模が実感できます。
後ろの北岳山と横長の建物の調和も独特です。

****************

勤政殿(国宝)

光化門ー興礼門ー勤政門の順に進みますと
見えてきました。

景福宮の本殿にあたる勤政殿(国宝)です。
民を勤勉に治める場所という分かり易いネーミングです。
国家の公式行事に使われました。
、さすがに立派です。

中央階段に敷かれているのは階石と呼ばれる美しいレリーフです。
  

内部の中央玉座です。
背後の衝立の図は「日月五峰図」で、
朝鮮国王の権威の象徴だそうです。

さて勤政殿では、「朝鮮時代科挙試験再現行事」という
興味深いイベントが毎秋行なわれるそうです。

科挙は高麗時代に中国から導入された官吏登用試験で
文科、武科、雑科に分かれており、
一般的には文科のことを科挙というそうです。
当時さながらの伝統衣装での受験風景です。
石畳の上で受験?        参考画像

これは単なる再現ではなく本当に問題に挑戦中との事。

   
最終試験には国王も臨席との事。                    参考画像

すごいですね。

****************

思政殿


ここは王の個人的な執務室だったそうです。
この日はどこかの国の要人が見学中で、周囲は警護中でした。

****************

慶会楼(国宝)

勤政殿と並ぶ国宝で、ここでは公式の宴が開かれました。
この時期ソウルでは国際会議が開催中で、
歓迎行事のリハーサル中でした。
多分夜のライトアップの下での伝統舞踊だったのでしょう。

水に浮かぶ見事な楼閣の全景です。     せめて参考画像でどうぞ

****************

香遠亭

こちらは国王のプライベートな庭園です。
山が借景となり、美しいあずまやがあり、心和む場所だったのでしょう。


****************

国立民族博物館

五重塔が遠くから大変目立つ寺院建築で
博物館と知り驚きました。


****************

国立古宮博物館

2005年にオープンしました。
各時代の文化が一目でわかる展示になっているそうですが、
改装のため閉館中だそうで非常に残念でした〜。


この他にも色々と建物がありました。
時間を十分に取ればいっそう興味深い所だと思います。

仁寺洞

景福宮に近い、仁寺洞周辺は、
昔は両班が多く住む地域でしたが、
朝鮮時代が終わると、家々が没落し、
売りに出された書画や陶磁器を扱う骨董屋街になりました。

またこの近くには、韓国仏教最大宗派の
曹渓宗本山があり
集まり来る僧侶や信者向けのお店も出ていました。

****************

曹渓寺
曹渓宗は高麗時代中期に始まる禅宗系の宗派で、民衆に浸透し、
現在韓国の仏教寺院の80%を占めるそうです。

この日は大きな法要の日らしく、
大雄殿には五色の長い布が張られ、椅子が並び
大型スクリーンも設置されていました。

この大きな白松は天然記念物だそうです。
スピーカーからは静かな説教の声が流れていました。


この大雄殿は1910年に建設された巨大なものです。

こういうソウルの街の中にあります。

*****************

仁寺洞通り

現在仁寺洞(インサドン)通りは、
仏具店のほか、画廊や工芸品店、陶磁器店
伝統的雰囲気の喫茶室、洒落た土産物屋が連なり
外国人観光客に大人気のようです。

法衣店

仏具店

老舗の筆専門店



 


  

****************

喫茶

韓国では高麗人参をはじめ、とうもろこし、柚子、なつめ、生姜等の
お茶を飲む習慣があります。
自然志向もあり、観光客にも人気があるようです。

多種多様のお茶

お茶は甘く、餅菓子は甘くなくて素朴というのが韓国式のようです。
ヘルシーで美味しかったです。

  
こういうお土産用胡桃饅頭もありました。
顔を出す大きな胡桃。漉しあんです。

 
地元でも人気の高い喫茶室です。

    
ここはまた別の喫茶室です。


***********************

伝統衣装体験

何か韓国に来た記念にと、ネット予約した伝統衣装体験店。
この通りにあります。

 
ここが? 「古館」・・・です。

まず伝統衣装の種類を選びます。
チマ・チョゴリ キーセン衣装 宮廷衣装 花嫁衣裳・・・
折角だから、宮廷衣装にしました。
もちろん男性や子供用もあります。

若いおねえさんがヘアとメイクを手際よくこなし、
かさ張る衣装をさあーっと着せてくれます。
撮影は少し年かさのおねえさん。

終わってお茶を飲みながら待つこと30分余り。
ハイ出来ました。
若いおにいさんがパソコンの前で画像係りをやってました。

  

「!!!???」

早い、安い、しっかり修正の
伝統衣装体験でした。

*******************

土俗村参鶏湯(サムゲタン)

さあこの日の夕食は待ちに待った、「土俗村参鶏湯」。
景福宮の近くにあり、編集長お墨付きです。
初級旅ですから終日、定番観光地をこなすのに追われ
こういう所まで来る余裕がなかったのです。

  
地元の人が早くから大勢来ていました。
今まで食べていたサムゲタンは何だったのと
思うこと間違いなしです。
ホントに結構なお味でした。


ホテルへの帰路で見かけた景福宮の光化門のライトアップでした。

ー続くー