6/19 2006掲載

はるかな尾瀬
            k.mitiko
 
私にとって3度目の尾瀬は水芭蕉の季節をということで、
6月9日から2泊3日の予定で妹夫婦とツアーで出かけました。
 

群馬、新潟、福島の3県に広がる尾瀬はまわりを2000m級の
山にかこまれているため、どこから行くにしても峠を越えなくては
ならず、私たちは1番楽な群馬側の鳩待峠から入りました。計画をたて
ましたときの一番の不安はここからの降りに際しての積雪のことでした。
 

道中の雨も鳩待峠に着くころには快晴になり、所々積雪は
見かけましたが、木道にはほとんど残っておらず、まずは
安心しました。
 

左前方の青いリュックが私です。この日は金曜日で多勢の
ハイカーが見ごろの水芭蕉を目指してつめかけています。
 

ふと立ち止まって、新緑のブナや白樺の間から空を見上げた
とき、その空の青さに美しさと明日への期待で感動しました。
 

今日の目的地、尾瀬ガ原の山の鼻に近ずいてきますと、ミズバショウの
群落が私たちを迎えるように姿を現してくれました。その晩は
山の鼻の山子屋にとまりましたが、尾瀬の環境を守るために
ここでは石鹸やシャンプーや歯磨き粉は使えません。
 

翌朝、快晴のもと残雪の残る至仏山を見ながら出発しました。
今回は尾瀬を構成する尾瀬ガ原と尾瀬沼のうち、尾瀬ガ原だけを
回りました。広大な尾瀬の湿原の東西には、日本百名山の至仏山、
(しぶつさん2228m)と燧ヶ岳(ひうちがたけ2,356m)がそびえ、
至仏山は高山植物の宝庫として知られています。今の時期は入山
禁止になっていました。
 

木道に沿ってミズバショウが咲き、いつも足元を見ながら歩いて
いますと気がつかない間に遠くへ来ています。

今の時期がミズバショウの最盛期のようで、早朝に出発
したため木道はゆっくりしていて座り込んでまじかに
見ることができました。
 

水の流れに沿って咲いています
 

白いところは花びらではなく、中央に筒状にのびた花軸に
小さな花を無数につけています。
 

足元の木道によりそって咲く姿は、その可憐さに疲れも
忘れてしまいます。

見渡す限り水芭蕉の大群落です。
 

ミズバショウにリュウキンカが咲き誇り、コバイケソウも
出番を待つようにかたわらよりそっています。

遠くに燧ヶ岳が見えてきました。この山の右裾に尾瀬沼があります。
 

池塘(チトウ)と言われる水溜り。7月に入るとさまざまな
花で賑わいます。前方に、だけかんばの林が見えます。
 

完全に水の中にあるミズバショウ。

木道の交差点に来ますと、私たちのグループは東電小屋を
めざします。

ここでは桜が咲いていて山桜のようでした。
尾瀬の水で入れた美味しいコーヒーで休憩。
 

燧ヶ岳がまじかに見えてきました。左が私。この山の麓の見晴で
昼食後、次の地点をめざして移動。
 

尾瀬名物のポッカさん。尾瀬ではほとんどの物が
人力で運ばれます。週末の入山者の多い時や救急の
ためにヘリコプターが利用されているようです。
 

帰りのコースは至仏山をめざして大きく迂回路をとります。
 

帰路に見た尾瀬のビュウポイント。いつ来ても素晴らしい尾瀬。
この日1日だけで24000歩あるきましたが、身も心もリフレッシュされて
次回は、いつかまた7月に訪れたいと希望を持って尾瀬を後にしました。
今回は私のカメラが不調でしたので、妹夫婦の協力を得ました。


尾瀬の草花
 
尾瀬に咲く花はミスバショウやリュウキンカだけでなく、
さまざまな花が私たちを楽しませてくれました。
その草花を紹介します。

ミスバショウは尾瀬を代表する花ですが、花の季節が
終わると無数の花をつけた花軸が崩れて水に流されて、
次の年に水辺でまた花を咲さかせます。又この花を食べた
熊の糞がやはりに水に流されて、水辺に沿って芽を
出すそうです。
 

ミスバショウとならんで尾瀬の春を告げるリュウキンカ。
 


ザゼンソウ、名前の由来は黒頭巾をかぶったお坊さんが
座禅を組んでいるような姿からきているようです。
 


ショウジョウバカマ。湿原にひっそりと咲いていました。
 


サンカヨウ。1ケ所だけ見かけました。
 


ミツガシワ。
 


ニリンソウ。
 


タテヤマリンドウ
 


ヒメイチゲ
 


ミヤマエンレイショウ
 


エゾエンゴサク
 


エンレイソウ
 


ヒメシャクナゲ
 


シラネアオイ


スミレ
 


ムラサキヤシオツツジ
花の名前については正確を期したつもりですが、
間違っておりましたらご指摘ください。
花の紹介については妹に相談にのってもらいました。