09 Sep. 2010

 素床独恋 2010−6。。。。。児玉

 

 

浅草三社祭りを、BSテレビで朝5時から17時間中継していた。先を争って神輿をかつぐ「宮出し」を直接
見たいと思ったが、何千人何万人と人が集まってなかなか大変らしい。

一昨年前の淺草サンバ・カーニバルでは急に大雨が降って、見物客が帰ってしまい、(踊り子のお尻を)見
ることが出来たが、通常は暑い中2時間あまり路上で席とり合戦をしないと見れない。やはりテレビで見る
しかないようだ。

 

淺草に 住んで祭りは 居間でみる 

   
昼から、浅草寺境内の出店に行ってビールとたこ焼き食べた。

見ると、白人のおばちゃんが私の横に立って。飯蛸が大きすぎてはみ出た「たこ焼」もっている。少し席を
譲ってくれというのだ。

絶好のチャンス、話しかけるべきだと思ったが、頭の中に英語が浮かばない。

英語会話・・・練習サボってる。サクソホーンの暗譜で手一杯だ。だから、日本語しか浮かばない!

      オゥアナタ タコヤ〜キダ〜イ スキデスカ?

 

 

 

羽田空港の搭乗フロアーのトイレに入ると、水のせせらぎの音が聞こえる。

隣や周りの臭音を聞かずに済むらしい。が、その最中・・落ち着かない。せせらぎどころか、音が大きすぎて、
段々とこちらがおぼれているような錯覚に陥る。


千駄ヶ谷に有名なトイレがある。
黒い洒落たデザインで、中からは外が見えるが外からは絶対見えないガラス張りトイレだ。
が、その最中・・・落ち着かない。すぐ側を人が通ると、自分のアラレモナイ姿が気になって仕方ない!

個室に入ると、「さあ、どうぞ」というように便器の蓋が自動的に開く。なぜか。ギョッとして便意が止まっ
てしまう。過剰なサービスだと思う。


      最新鋭 トイレは何故か 出しにくい



つくば駅から、鰍i−bio21社に行くのに、バスの便がないため時々タクシーを使うことになる。

タクシーの運転手Aに
「最近、毎日暑いね」と申しましたところ、
「まぁね、今の日本の政治には、お天道様もカンカンに怒ってるってことじゃないですかぁ!」って。

 

      泥試合 国民不在で 代表戦

 

 

タクシーの運転手Bに、
「今おりた男、離婚したんだよ」と言いましたところ、
「あ、私なんかも、一回やりました。つまみ食いがばれちゃいましてね。
再婚したけど、こりごりですよ。ええ、つまみ食いは・・・絶対ばれないようにしてます」って。

反省し 陰で隠れて する浮気



タクシーの運転手Cに、
「子供はもう、大きいの?」と聞きましたところ・・・。
「いえ、二人目がまだ4ヶ月です。わたしゃ48歳。女房41歳ですがね。
まぁね、盆と暮れの年二回しかしないのに、当たっちゃいました。ヨレヨレなのに、当るときはあたるんで
すかね。宝くじ買ってみたけど当らなかったねぇ」

 

子宝は 外すつもりが 大当たり


タクシーの運転手Dに
「う〜ん、この車なんか匂うんじゃない?」と聞きましたところ、
「渋い匂いでしょ? あっしのフェロモンですよ。加齢臭ではありませんぜ」

      この男 加齢臭に 屁をまぶし

 

 

 

会社の同期会で、上野水月ホテル森鴎外居住跡の「舞姫の間」で東京近郊の男達が25人程集まった。
私とほぼ同じ年代のジジィばかりだ。

ひとり一人に近況報告をさせた(私が司会)。ただし話が長くなるので、孫の話と病気の話はしない
ことにした。した場合は、罰金100円だと決めた。

最初のS氏が立って話しを始める前に、「罰金は、25人に100円づつで2500円か?」ときく。

「いや、一回100円だ」というと・・・、
「それなら言わしてくれ。初孫が女の子ですごく可愛い。とても可愛い。本当に可愛い」と言って、

「3回言ったから300円だ」とポケットから小銭をとり出した。

      近況は 自分のでなく 孫ばかり

 


同期会の近況報告で、

「風邪を引いて大変な高熱がでた。98度だった」という男がいた。
皆は、

「お前はまだ治っていないのではないか?」といった。(多分、9度8分の間違い)

 

間違いを 気付かぬところが ボケ始め

 


同期会の近況報告で、
「最近、誰かに似てるといわれて困っている。嬉しくはないが、誰だか当ててくれ」という男がいた。
皆はすぐ鳩〇首相だ(当時)と当てた。私が言ってあげた。

      大丈夫 短命政権 すぐ終る


 

サックスを練習するが、なかなか上手くならない。
「昼はサクソホーンの暗譜と練習に悩まされ、夜はもっとすごい鼾で悩まされ、自分は病気になりそうだ。

あなたのおならの方がまだマシだ」とツレがいう。

 

      歩いて屁 座ってサックス 寝てイビキ

 

 

 

サックスの練習でバネ指になってしまった。お灸も整骨・整体でもなかなか治らない。仕方なく一番信用できない整形外科に
行ってみた。医者は、機嫌の悪い寅さんみたいな顔をしていた。

医者  「注射するの?しないの?」
私   「治るんですかね?」
医者  「人それぞれだね」
私   「でも、注射した方が早く治るっということでしょ?」
医者  「炎症を取るだけだから、また悪くなるかもしれない」
私   「でも、まぁ、お願いします」
医者  「(看護士に)用意して。 え〜っと、手だから痛いよ。神経が一番過敏なところだから、すごく痛いよ」
私   「えっ?そんなこと今頃言われても・・・」
医者  「注射止めとく?」
私    「だって、やると決めた後、すごく痛いよって・・」
医者  「わたしは、どっちでもいいだよ」
私   「(看護士に)痛くたって、死ぬことはないんでしょ?」
      (看護士、曖昧に笑う・・・なんではっきり言わない?)
私   「やってください。治りたいです」
      (私は横向いて目つむって・・・痛てッ痛てッ!・・でも痛くない振りをしよう、と心に誓った)

 

医者は、 「趣味のサックスは、しばらくやめないとね。それにしても・・・・?」と首をひねった。

 

      こんなとこ バネ指なんて ありえない

 



バネ指治すために、朝一番、近くの整骨院に行ってみた。既に婆さんが5人ほど来ていた。
婆さんたちは、治療中にさんざん喋ったがまだ足りないようだった。


「80年分あるから、話は尽きないねぇ・・・、続きは明日にしょうかね」
「ここは、いいねぇ、若いハンサムなお兄ちゃんばかりだし・・・」
「ホント、私達にとっては社交場みたいなものだね」
「そうだね、先生たちは・・・今風にいえばイケメンていうだよね」

「話もうまいし、クフフ・・・。マッサージも上手いよ」
「前を通りかかったら、お兄ちゃんが立っててね。いい男だから入っちゃったよ」
「私なんか、バスに乗って毎日くるんだよ。

嫁がそんなに元気なら行かなくてもいいんじゃないのって言いやがるけどさ、

ここに来るから元気になるんだよね」

私以外の客の5人は、全員後期および末期高齢者(80歳以上)の女性達であった。ほんと、すごく元気そう。

 

整骨院  ばぁ様たちの 社交場

   

朝一番、例の整骨院に行くと例のおばぁちゃんトリオが既に来ていた。

「最近、〇〇ちゃん来ないね」
「どうしちゃたんだろうね」
「毎日来ないとだめだよね」
     (少しいつもより静かかな・・・・私の独り言)


「私なんか、朝起きたときから、ここに来るの楽しみだよ。嫁も私がいなくなるの楽しみにしてるよ」
「マッサージして貰って痛いトコなくなるし、おにいちゃんたちはイケメンだし」
「今日は、美人三姉妹・・・ってとこかね。若くて、綺麗で、才もあるよね」
     (才って・・・歳の才かも・・・漫才の才かも)


「姉妹だとすると誰がお姉さんかね、わたしや昭和のギリギリだよ」
「まぁ、みんな大体84,5で同じだね。三つ子ってことにしちゃおうか」
     (あ〜、お袋と同じだ。元気なはずだトラ年だ・・・)


「誰が早く逝くかね」
「そうだね。私の蓮はもう用意してあるって・・・向こうから連絡あったよ」
「ツレは私が38のときに40で逝っちゃったから、ビックリするだろうね。

だって、あっちはずっと40だろ。知らねぇなんて抜かすんじゃないかね」  
     (まぁ、ありうるね・・・・)

「再婚しなかったの?」
「子供が絶対やだって言ってね。親はしろしろってうるさかったけど。だから、ずっと1人だよ。

もうサラも同然さ」
「50年も1人者だったんだから、生娘に戻ったよね」
「グフフフフ・・・」
    (無理です。そういうものではありません)

「私たち、漫才やろうか?老人ホームかなんか慰問して・・」
「名前はどうしょう。後期高齢三姉妹・・・?」
「いやあだね。美人三姉妹でいいんじゃない」
    (ラーストババタリアンズ・・・なんて、どうでしょう?)

ばぁ様が 化粧してくる 整骨院



おやじの値段「87ベストエッセイ集」より要約)

ある男が、古本屋でたまたま・・父親が道楽で作った「本」を見つけた。

父親は大借金をしてこの本を出版し、お陰で家は貧乏になり母も子供達も大変苦労した。父の死後、母に
言われて父親の本をひとまとめに古本屋に売りに行ったが、コッペパン一個分の代金にしかならなかった。

その際の売った本の一冊が残っていたのであろう。
 ただ、父親が死んだ歳に自分がなってみると、「くだらぬ親父だったが、無性に懐かしくて・・」と男は、
いとおしそうに親父の「本」を愛撫した。


男  「ところで、値段ついてないけど、おいくらでしょうか?」
主人 「差上げますよ。縁結びした私の心祝いです」
男  「それはいけない。私も昔ほどの貧乏ではないし・・・」
主人 「では、百円いただきましょう」
男  「えっ、百円だなんて人をばかにしないでください。
    何の根拠があって親父をはずかしめるのですか!」
主人 「それだったら、千円いただきます」
男  「いや、五千円にしよう。ね、そうしてください。親父もどんなに喜ぶだろう。
    自分の著書が古本屋で5千円もするんだもの」

 

不器用に 愛し愛され 親父の子 
      あの頃の 父の歳なる 六十路かな

 私の自費出版本「今恥苦笑」が、amazonnの中古で売られている。150円だという。

誰がいくらで売ったのか? うう・・・・私が、全部買い取ってやる!

 

(当方による買取をご希望の方連絡ください。ただし、150円)