7/12 2008掲載

大自然の営み拝観、、、国境越えって楽しいね!?・・・改定版! (7/23改定)

夕食後部屋でうとうと・・・・・

トウーランドットではありませんが、、、、、「未だ寝てはならない」

豪華絢爛、日暮れの様が見られる時間です。

今まで山で受けたものとは違う、、、ジーンと来る様なもの感じます。

いよいよ漆黒の時間が近づきつつあります。 

オヤスミナサイ

さて、早朝、、、いつも通りの早起きです。

しか~し、今日の早起きは違います!・・・・・そう、お山の朝焼け見なくして此の部屋を確保した意味がないからです。

5:40、、、未だ何も起きていません。

午前6時を過ぎた頃・・・・・いよいよ始まる念願の「Matterhornの朝焼け」鑑賞

五分後にはこうなって

それを部屋の窓から眺める・・・・・何て贅沢な観覧席!!!

廻りもぐっと明るくなってきました。

いよいよ佳境に入ります。

動画もご覧ください!

部屋から眺めるMORI君、「寒いでしょう?」 「寒いけど気持ちよか、あんたも外に来んね」

ブライトホルン山群にも陽光かかって来ました。

これで、、、決まり!!!!!

もう何枚撮ったのでしょうか?

お隣の教会にて、

感謝の気持ち伝えて来ました。

モンテ・ローザもリスカムも朝陽に輝き始めております。 何とも感動の、かつて経験した事のない一日の始まりです。

周りの山々も素晴らしい早朝の姿を見せてくれていますが

気になるのは

この大氷河。

いつまでもこのままの姿である事、祈らずには居られませんでした。

ホテルのネットが昨夜から不調 「どうなってんの?」 「申し訳アリマセン、新しく導入したシステムが動作不良で・・・」 「街のホテルのは?」 「Working!」

では7時発、臨時一番電車で下りましょう。

お世話になりました。

登山マップ購入です。

「又よからぬ事考えとっちゃなかろうね・・・お主!」 天から声聴こえました。

今日の移動は今回の旅で一番の困難が予想されます。

ホテルのコンシェルジュからして 「っええ!?一寸待ってください、もっと簡単なルート探してみます」 「多分無理と思うよ」 「うーん、やっぱお客さんの

そのルートしかありませんね」 「そうやろやっぱ?」 ネットの時代、地元の人でもないのに個人が見つける裏技で勝負!?の時代。

先ずは・・・・・

街まで下ります。

「本日第一回の乗車です」

お世話様になりました。 こんなに連日お山の姿拝見させてもらえるとは、、、何たる僥倖、、、

一旦、街のラグジュアリー・ホテルに戻って、、、すかさずコンシェルジュ 「どうでした3100クルム・ホテルは?」 「最高!!!」

「そりゃあ良かった、お客さんの滞在4日間がこの7月では一番でした」 「感動的な朝焼けもばっちり」 「来年も夏季プラン案内させてもらいます」

長い旅にあって

一つだけの五つ星でしたが、、、やっぱり一番印象に残っています。

お隣の教会の鐘の音、なかんずく朝一番のは実に清らかに聴こえたものです。

この丸い建物は銀行、昨年ハナパパが桁間違いでスイス・フラン続々吐き出し!?てくれたCDも此処のもの・・・・・

そして、何たってTHEマッターホルン、これに尽きます。

山で不調だったネットに接続、レポートアップとメールのチェック。 国境越えに備えて荷物の仕分け・・・カバンが増えてますもんね。

ホテル専用車

内燃機関車は一切乗り入れ禁止のZermatt、電気か人力もしくはお馬さんに頼るよりほか無いのであります。

ホテルに預けていた荷物も無事駅まで届けてくれました。

感謝・感謝の気持ちいっぱいで

Zermattの街後にします。

お笑い一席、、、昨日コルナーグラード行き登山電車で見かけた広告に”ヘリコプター・ツアー”ってのがありました。
電話して問い合わせたら・・・「っえ、Aostaまでツアー?」 「いやそうやないと、我々二人と荷物込み、Aostaまで飛んでくれん?」
これが可能なら今回最大難関移動も楽チンになろうというもの。 「いやあ、わが社は観光ヘリなんですよね」 「やけん何、検討して」
五分後・・・「国境越えて飛ぶのはいいのですが、降ろすとなると許可が要ります」 「こういう要望に応えるのが観光国スイスでっしょうもん?」
再び五分後・・・「検討させてもらった結果、一応内密で、時間は明日の午後一番で・・・」 「問題は料金ばい」 「はい○○○○フランでいかが?」
「そりゃ、高すぎやあ、でも一機チャーターやけんしょうがないよね、有難う今回は電車・バスでゆかせて」 「どういたしまして、楽しい旅を!」

本当に「スイスよかとこ一度はおいで」 いつでも・どこでも温かい対応、見習わねばなりません。

さて、、、

今日も

快晴!

グレイシャー・ミルク

氷河の流れは牛乳色、対岸はキャンプ場の施設、スイスは何処ででもテント張って、っちゅうのはご法度、決められた場所のみOKです。

第二回目の乗車

登山電車マッターホルン鉄道は、上り下りの待ち合わせ箇所多々、予定より延着でVISP駅に・・・・・

幹線ルートのこの駅で、急ぎ下車・・・・・焦って荷物転がして、乗り換えホームに着いた途端、インターシティ急行入線、、、列車の人になりました。

”ホッと胸撫で下ろすの巻”でした、これから先もあるやろな?

ブドウ畑がビュンビュン飛び去って行きます。 此の列車の終着駅はジュネーブです。

そう、3回目。

でもって、、、マーティニで再び乗り換え

これから先が愉しみなんや。

二両編成の電車。

サン・ベルナール急行、言い換えればセント・バーナード・エクスプレス・・・・・

何て!?此の電車

ルシャーブル行きやないかい、、、って事はまた乗り換え!? まあよかよか

4回目の電車男っす!

ワインの産地らしい景色。

またまた下車して・・・・・

向うで待ってる此の電車

1両のみの可愛い奴! でも二人の荷物の上げ下ろしの連続、、、結構腕に来ております。

そうやでえ、、、

途中駅は一箇所のみ、やがて終着駅ORSIERES、これから先はレールがありません。

静かな雰囲気の村です。

そしてバスの人に・・・・・

セントバーナード君、宜しくナ。

そう、これで最後やけんゆっくり出来る。

彼のハンニバルが、象の部隊引き連れてアルプス越えしたと聞いているあの”サン・ベルナール峠越え”

考えるだけでも興奮隠せません。

そんな思いにふけ込みながら行けば、車窓の景色はより険しいものに・・・・・しかし風景はより一層明るいものになりつつ感じます。

何頭引き連れてのローマ攻めだったのか知りませんが、、、こんな夏の快適環境でなかった事は歴史の伝える通り、厳しい過酷な峠越えだったのでしょう。

やがてサン・ベルナール峠着、乗客は我々二人だけ 「日本からっすか?珍しいねえ滅多にない事だよ」 「そうだよ、で此処で休憩タイムね?」

「いや、ここでオシマイだよ」 「はあ?降りるってかい」 「向うがイタリア、此のバスは越えられません、歩いて五分イタリアのバスが来るからそれに乗ってね」

「切符は通しですよね?」

「君よ知るや南の国」 髣髴させるに充分な明るいイタリア! 北ヨーロッパ人憧れの南の国への扉が開きますよ!

”イタリアを望むの図”

しか~し、、、この姿見て。

何とも間抜けなスタイルだと思いません? こんなツアー組んだら 「添乗員さん、俺は歩かんばい、荷物運びもせんばい」ってな顛末予想されますが。

v.K.が伝言板に記した通り

スイスはヨーロッパでも特殊な国である事情実感できる”トホホ”の、徒歩国境越えであります。 お上の申告場所がありますが無事通過。

いよいよイタリア入国、、、簡単なもんやねご時勢やねえ。

「ア モメント!」 聴きなれたドイツ語から急に変わる明瞭軽快なイタリア言葉の響き・・・・・

「どうかしたとね、俺たち?」 「いや、国境地帯には秘密設備が置かれているのでカメラお断りなんです。 あなた方パチパチやってましたよね?」

「そりゃ撮るくさ、いっぱいね、、、良かったらMORI君画像見せてやったら?」 「フーン、別に問題ないっす、グラッツエ」 「じゃ、行くよ俺たち」 「プレーゴ!」

面白い経験、金では買えません。

ッホ!?

サン・ベルナール像

盗人・追い剥ぎ・盗賊のはびこるこの地で、旅人や交易が安心して出来るように尽力尽くしたベルナール聖人、厳冬期は遭難者に彼のワンちゃん

サン・ベルナール犬登場させ(上記バス写真参照:首輪に気付け薬や酒持参で)息絶え絶えの人々に、暖と回復のきっかけを与えたました。

1800年代はナポレオン時代

「変わってないよねえ」

またまたお笑い、、、ナポレオン軍があの救護所で大変な失礼しでかした話です。 膨大な水・食料・医薬品の数々調達し 「じゃ、お世話さん行くけん」

要は食い逃げ!? この借金はジスカールデスタンの時代になってようやく支払い完了となったそうです。

高台へと上がって、お世話になった ”スイスを望むの図”

バスの出発まで時間あったので、此処でセント・バーナード犬とアルプスの住人マーモット君のぬいぐるみ購入。

お花もド派手!?

さて、再びバスの人に。

あそこの峠からずずっと降りてきた訳ですが、象さん達喜んだでしょうね下りに入ってからは・・・・・

「最後でしょうね、コレで?」

イタリアの運転手さんはメッチャ明るい! 自分で用意した音楽聴きながら、享けに入ってます。

そんなあ、片手で運転はいかん!

やがてAOSTAの文字、MonteBiancoも!

グラッツエ!アリデベルチ!

AOSTA駅

向かいはローマの遺跡

駅横のレンタカー屋さんにて車調達して・・・・・

そや、クール・マイユールへGo!

アレやろモンテ・ビアンコ?

ふうっ! 着いたあ、12時間やね丁度! 楽しく愉快な忘れがたい一日でした。

此処はリゾート地

通された部屋も立派な造作、快適な数日過ごせそうです。

ドアを開ければ♪♪♪

お山が見えるう♪♪♪

部屋のベランダから見えるは THEモンテ・ビアンコ、、、4807Mはヨーロッパ最高峰であります。

しかしよくも無事でやって来たもんです。 早朝7時のコルナグラード発登山電車⇒Zermatt、インターシティ電車でマーティニ、そこから
サン・ベルナール鉄道二つ乗り継ぎ・・・・・そして2度のバス路線、、、何の何の3回どころではありません。 
計7回の乗車、そしてレンタカー運転でやっと到着、12時間の移動って事になりました。

今日はさすがに疲れました・・・・・即、オヤスミじゃ!


モンテ・ビアンコ山麓トレッキング!・・・緊急速報!

「行って来ま~す!」

ホテルから車で15分、、、ラパルドの村に駐車して、、、ケーブルカーの人となります。

彼の有名な・・・・・って、そう云う私

先日のNHK-BS「アルプス連続3夜編」で初めて知ったこの絶景ポイント、早速訪ねて見る事にしました。

どうかした?

「いやあ、ちょっと視界が・・・」

到着駅のすぐそばにあった観光植物苑的な施設で、一旦待機します。

「どうしますかね、これから?」 「そうやね、待てば海路の日和あり」

疲れ知らずの二人・・・・・

ハナパパからメール 「休養日をとるの忘れんように」 でした。

要は我々今

2130M地点に居ます。

さらに、3462M地点、NHKの画像で印象的だった、PuntaHelbronner(プンタ・ヘルブロンネル)を目指すかどうか思案中・・・・・料金もある事やし。

「まあ、行こか、、、何とかなるやろう」 「そうですよね、此処まで来たことやし」

でも・・・・・

何とかなりそうにもありません。

お山の数々眺める

絶好の地、に、居るとばってん

風速計見れば瞬間40M、しかも吹雪交じり・・・・・

これが・・・今日ばかりは

こんな風。

下界は少し明るくなりつつあるようですが・・・待つか、それともモンテ・ビアンコ山麓トレッキングに切り替えるか

決定する前にちょっと下の

売店にて、、、これ良かろう?

「降ります!」

先ほどお花畑のあった中間駅にて下車、、、トレッキング開始します。

「気持ちいい~」

「あそこまで行こう」

お花の種類もスイスとは

一寸違うかニャ?

「最高ですよね」

荒川静香嬢もトリノ・オリンピックの際キャンプ張った此処クール・マイヨール、トリノに近く、アスリート羨望の地とか、勿論我々にとってもネ。

 

此処から下る事標高差で800Mあまり、、、足元はずずっと、まるで桃源郷状態です。

美し過ぎて頭は空っぽの二人・・・・・それでも口に出るのは「綺麗、美しい、凄い!」

深い緑のレベルに到達しました。

お花も少し違っているように感じます。

「良過ぎっす!」

 

「待たずに降りて正解やった!」

いい香りで~す。

花も眺めも良いばってん、我等のお腹もいい具合!?

麓の村に近づいてきました。

「此処や!」

「良さそう、決まりや!」

「メニュー持って来ましたよ」

此処はホテル、三ツ星ですがシックな雰囲気が気に入りました。

決め打ちしたには訳があります。 直感です!

メニューと睨めっこするうちに係りのボーイさん 「もしかして日本からですか?」 「うん、どうして?」

「日本語のメニューでもあるのでしょうか?」 「そりゃ無かろうもん」

ややあって、厨房からやって来たのはTAICHI君、、、イタリアで7年修行の身とか

「どんな具合にされますか?」 「食べ尽くめ続いているので地元産の美味しいのを二人で取り分けようかな」

何と何と彼の好意で、我々の願ったり適ったりのアレンジしてくれています。

「取り分けでは何でしょうから、それぞれお皿に分けてお出ししましょう」

「それを伝えるの図」

カナッペからスタート。

冷製トマト仕立てのスープ

ホカホカのパン三種

「嬉しい配慮ですよね」

前菜の、地元で採れた

冷製鱒の秀作! りんごのベースと絡ませて食べると 「わあ~、今回旅初の本格的料理」 「美味いレベルが違いますよね」

前菜二品目・・・・・

トマトベースの素晴らしいアレンジ! どうやって創ったらこういう味になるのでしょうか。

続いてリゾット

地元産茸を油でしっかり仕上げたものに絡める米の味、食感もさる事ながらベースの空豆の色合いが見事!

そしてメイン

カレイが主役の一品。 新鮮野菜の仕上がり具合素晴らしく、あっという間に皿は空!

折角のチャンス

アフターのフロマージュも堪能させてもらいました。

デザートの前の一品。

爽やかなクリーム仕立て、一口でパクッとやりました。 後口サッパリです。

料理の最後を締めくくるに

充分なデセール・・・・・充分待たされて登場しただけのことある逸品! アプリコットをリキュールにて熱々仕上げのアイスクリーム添え。

最後に喜びの品。

値段もリーズナブル!

此処でのシェフ TaichiMurayama との出会いのお陰で、普段ありえない半分量のフル・コース頂いた結果となりました。

お腹も爽やか! こんな料理日本であったらさぞかし通いつめの客多々と、、、察するに充分な技でした。

「時期が来たら東京でお店の計画を練っています」 との事でしたが、彼の成功を祈りましょう。 ご馳走様!!!

ホテルの下に

素敵な教会、小さいながらも地元密着の礼拝堂のようです。

戻って来ました!

このFiat、結構良く走ってくれて、大助かり!

クール・マイユールは日本で云えば軽井沢のような避暑地、ゆったりと時間が流れる格調高き村です。

もしかして・・・・・

グランド・ジョラスも頂見せ始めてくれたようです。

ホテルに戻ってベランダに出て・・・・・やっぱ今日は無理やったんやね。

モンテ・ビアンコは、終日頭出さずじまでした。